こんにちは! プラスチックフリー生活アドバイザーのまきです。
先月、7月はプラスチックフリーJuly Japanの実行委員会も努めさせて頂きました。
今日は、前回のブログに引き続き、このイベントを開催した7月1か月間の振り返りをしてみたいと思います。
実際にイベントを運営してきた側からの裏話も含めていきますのでお楽しみに。
まず、はじめにKoKebeeでは2014年より、プラスチックフリーJuly Japanとして、毎年色々なイベントを開催してきました。
今回、まず始めに「どんなイベントにしようか?」と実行員会で話しあった時に出てきたキーワードが「みんながムーブメントの波に乗れる参加型イベントにしたい」ということでした。
「イベントを通して、誰もが自分ごととして、毎日の暮らしにプラフリ生活を取り入れながら楽しく暮らしていけるようにするお手伝いをしたい!」そう思い、KoKebeeのミッションでもある「“わたしがつくる”小さな循環で、明日の地球をHappyに」をモットーに、イベントの内容を煮詰めてまいりました。
そして、結果、今回、私たちが挑戦したのは、買い物する側、消費者であるお客さん側と、プラフリ生活を推進しているお店側の橋渡しになることだったのではないかと感じております。
気持ちよく買い物してプラフリ生活をしていきたい
1枚のステッカーが買い物を心地よいものにする!
日本では、特にコロナの影響もあり、お店にマイ容器やマイカップを持っていくことにはまだまだ勇気がいるんです。
「断られたらどうしよう」とか「嫌な顔されたらどうしよう」と考えてしまう。
という話を実行委員会のメンバーの1人であるみうらんが教えてくれました。
そして「プラプリ推進店のお店にステッカーを配り、みんなが気持ちよく買い物できるようにクラファンに挑戦したい」ということから今回、初めてのクラファンにチャレンジしてきました。
「マイ容器歓迎、大丈夫だよ」とお店側からのメッセージが書いてある1枚のステッカーが貼ってあるだけで、お客さんが安心して、家から容器も持っていくことができますよね。
そして、それはプラごみを減らす行動にも繋がります。
ゴミを家の中に持ち込みたくないだけなのに、買い物に行って迷惑そうな顔をされたらやっぱり悲しいですよね。
だからこそ、このステッカーが必要だなあと思いました。
実際には、日本にいる方だけじゃなく、海外に住んでいる方も応援したいけど、やり方が分からないと個人的にメッセージを頂くこともあり、同じ気持ちや思いを持った仲間が集まれば、どこに住んでいても、社会にムーブメントを起し、社会を変えることが出来るとこの活動を通して私自身も実感しました。
クラファンにご支援して頂いた皆様、本当にありがとうございました。
この場を借りて、再度お礼を言わせて下さい。
クラファンの応援、本当にありがとうございました。
プラフリ生活を推進するお店の応援

そして、消費者だけではなくて、プラフリに取り組んでいるお店も絶対に応援したいよねという思いで、今回は、プラフリ生活に取り組んでいるお店をリスト化させる活動もしてきました。
おかげさまで自薦と他薦を合わせて現在、2021年8月19日時点で80件集まっています。
KoKebeeのホームページからプラフリ生活応援店のリストが見れるようになっていますので、ぜひ、あなたが住んでいる地域にプラフリ応援店がないか確認してみて下さいね。
今度、クラファンで集まった資金でステッカーを作り、リストにあるお店に配布していく予定です。
プラフリ生活の応援店は、引き続き募集していますので、もし、今、あなたがこの記事を読んで「私もプラフリ店知っているよ」というのであれば、ぜひ、教えて下さいね。
プラフリスタデイのYOUTUBE配信
そして、もう1つ、私たちが今回取り組んできたのは、毎週、プラフリステディーということで20分程度の無料講座を配信してきました。
毎週テーマを決めての4回に渡っての勉強会でした。
知らなかった!!
忙しくて見れていない!という方は
下のリンクをクリックして下さい。
動画を見れるように貼っておきますね。
プラスチックって何となく「海の生物が餌と間違えて食べてしまい、犠牲になっている」とか環境に良くないのかなとは感じても、やっぱり自分の暮らしや健康と結びつかないと実生活で取り入れていくのはすごく難しいと思います。
なので、今回は敢えて、私たちの健康にどんな影響があるのかという衝撃的なことも、きちんとお伝えしてきました。
特に、妊娠中とか、小さなお子さんをお持ちの方には、知って欲しい内容だと思いますので、一度見られた方も再度、動画を繰り返してみて下さいね。
特別ゲスト「京都亀岡市の山内さんのお話し」
プラフリスタディーでは最後の週に、特別ゲストをお呼びしてお話しを伺いました。
京都の亀岡市の山内課長です。
山内さんはまだ、レジ袋が有料化するずっと前から、亀岡市のプラスチックゴミに着目してきて、レジ袋を廃止するという地道な活動をされてきた方です。
はじめのうちは、商店街を廻りながらもお店の方も、「袋がなくなったらお客さんが困る」と言ってレジ袋を無くすことには否定的で怒鳴られてばかりだったそうです。
それでも10年の年月をかけて、地道に諦めずに実行してきました。
そして、その山内さんが亀岡の町を動かすまでになったのは、たった1人の船頭さんがきっかけというのが衝撃的でした。
船頭さんは、帆津川の川下りをする方で、きっと季節を感じながら時代の変化にも気づいてきたのではないかと思います。
「川にゴミが落ちてるな~とか増えてきたなあ~」と思い過ごすのではなく、
その風景を見た時に何とかしなくてはと川のゴミ拾いを始めたそうです。
市が動くまでに、そうやって、1人の個人が心を痛めて行動をしていたんですね。
プラスチックフリーJulyのイベントだって、もともとパースの1人女性が
「7月は使い捨てのプラスチックを使わないで生活してみよう」と行動したことが始まりです。
今回、この1か月のイベントを通して再度、私が強く感じたことは「発信は社会を変える」ということです。
小さなことでもいい。
あなたに出来ることは沢山あると思います。
スーパーでの会計の時に「レジ袋いりません」と一言いうこと。
もしかしたら、あなたの後ろに並んでいる人がそれを聞いていて「私も要りません」というかも知れません。
毎日の中で、小さなアクションを繰り返すこと
あなたの毎日の小さな行動が、社会を変えていくのです。
プラフリという言葉を聞くと、難しいとか絶対無理!と思う人もいますが、はじめから完璧に脱プラを目指すのではなく、1つずつ、小さなことにチャレンジしてみて下さい。
7月中にチャレンジできなかったという方はご自分のペースで8月にプラフリ、8月にチャレンジしてみて下さい。
プラフリ生活は、はじめから完璧を目指さず楽しく続けていくことも大切です。
せっかく、プラフリ、Julyに参加して頂いたのですから、ぜひ、続けていって下さいね。
再度、チャレンジした方のために、ここの1週間ごとのチャレンジリストもつけておきますので、ぜひ、ご自分のペースでできるところから取り組んでみて下さい。



