Our Story
私たちについて
~Why KoKeBee?~

KoKeBeeは2016年、オーストラリアにある海辺の町シドニーに住む3名の日本人女性、楳村郁子、遠藤明日香、今野有加が立ち上げました。現在は、遠藤明日香とバトラー佳子で共同経営をしています。
私たちは全員、海外で生活しているからこそ、日本古来の習慣や文化を大切に暮らしています。外から見ていて改めて気づかされるのは、日本という国には素晴らしい文化や美学が本当にたくさんあるのだということ。
そのひとつが、日本に昔から根付く「もったいない」という精神です。そもそもこの「もったいない」という言葉は、仏教に由来するもの。本来「もったい」の部分は「物体」と書きます。「物体」が「無い」ーーつまり「モノのかたちが無くなるまで、使い尽くそう」という意味が込められているのです。

近年、持続可能な社会を目指して「3R(※)」を実践しようと世界中で呼びかけられるようになりましたが、これは、実は日本では江戸時代に既に実践されていたのだそうです。
※「Reduce(リデュース・ゴミ削減)、Reuse(リユース・再利用)、Recycle(リサイクル・再資源化)」。その後これが「4R」や「5R」などと進化してきてもいます。
しかし、その後いつしか日本では「便利さ」や「時短」などに生活の価値基準がおかれるようになり、現代では使い捨て製品やプラスチックなど、環境に負荷のかかる素材を用いた商品に囲まれた暮らしが当たり前となってしまいました。
たまに帰国するたびに目にする大量のプラスチックや使い捨て商品。次第に、こうした⼤量消費社会に対する疑問が募っていきました。
オーストラリアは、大自然の神秘をたっぷり感じることができる、とっても素敵な国です。赤土の大地からは力強いエネルギーが伝わり、透明度抜群のビーチにも囲まれ、太古の熱帯雨林に囲まれた渓谷を歩いていると、まるでタイムスリップしたような感覚に陥ることも。
このようなスケールの大きな大自然が身近にあり、日常生活の中でも、自然の恵みに感謝する瞬間が度々訪れるからこそ、人々はごくごく自然体で、地球に環境にも優しい暮らしを実践しています。
そんな国で長年暮らす私たちは、ここで経験したことや感じたことや学んだことを生かして、母国日本のみなさんにも
○ちょっとした工夫や心がけ次第で、こんな暮らし方ができること、地球上のあらゆる命が喜ぶような豊かな世界を作っていけること
○そしてそれは、とっても本質的で、身体も心も喜ぶ生き方であること
○私たちは大いなる自然の中で生かされていること
を、ぜひともお伝えしたいと考えています。
私たちの活動範囲は多岐にわたります。
エコな生活雑貨を販売するにとどまらず、ハンドメイドを楽しみながら環境について楽しく学べるみつろうエコラップや草木染めのワークショップを開いたりもしています。
さらに、こうしたワークショップを開催できる「KoKeBee認定プラスチックフリー生活アドバイザー」という講師養成プログラムも開講しています。

KoKeBeeの活動は、みんなが思うような壮⼤なことではありません。
それは、誰でもできること。
⽇々の⽣活の⼀部をほんの少し変えるだけで、
必要なものだけを選べる⼒が養われてきます。
それにより、私たちの⽣活はより⾃由で平穏なものになり、
同時に⼟・植物・動物・⼈…
すべてがお互いに尊重しあい、
命がめぐりつながる世界をつくれるのです。



“一枚のみつろうエコラップが教えてくれたのは、丁寧に暮らすこと、周りに感謝すること、大地とつながること、使えば、使うほど、 愛にあふれた 新しい自分に会える”

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