こんにちは!
KokeBee認定プラスチックフリー生活アドバイザーのまきです。
気づいたら今年も終わってしまいそうですが、年末の大掃除はもうすみましたか?
場所別の洗剤を購入してボトルだけ棚にいっぱいあるけど結局使わなかったなんてことになりたくないですよね。
「まだ、これからお掃除グッズ買いに行くよ~。でもなるべく刺激の強い洗剤は使いたくない」と考えているあなたのためにこれだけあれば掃除ができる!というお掃除用のナチュラルグッズを紹介します。
今年の締めは人にも環境にも優しいナチュラルなお掃除グッズを使い、今年の汚れをしっかりと落とし、スッキリした気持ちで新年を迎えましょう~。
では早速、ナチュラルクリーニングについて紹介していきますねっ。
まずは基本!ナチュラルクリーニングとは?
まずは、ナチュラルクリーニングとは何か?ということについて説明します。
ナチュラルクリーニングは私たちと環境に優しい、そして、地球に負担が少ないナチュラル素材を使ってお掃除することをいいます。
ナチュラル素材というのは自然由来の素材ということです。例えば掃除に使うスポンジでは100均などに売っているカラフルな色のスポンジはプラスチックでできていますが、へちまたわしやセルローススポンジといったものは植物が原料になって作られています。
掃除に使う洗剤も同じ考えです。重曹やクエン酸などは自然由来で作られていますが、
カビ取り用の匂いが強い市販の洗剤は化学薬品です。
カビ取り剤などは、容器を開けた瞬間に鼻がツーンとして息が苦しくなったりすることからも明らかにカラダにいいものではないと感じますよね。
ナチュラルクリーニングの良いところは、例え洗剤をシンクへ流して下水道の方に流れてしまっても微生物の力によって分解することができます。自然由来のものなので、お家に小さな赤ちゃんや犬、ねこなどのペットがいても安心して使うことができます。
大掃除に必要なナチュラルグッズNo1【へちまタワシ】
へちまタワシを使ってみたことはありますか?使ってみたけどいまいちだったという方もいると思うので、まずは簡単な使い方についてお伝えします。
実は、ナチュラルグッズの中でもかなり用途が広く万能なへちまタワシです。
へちまタワシとはその名の通りウリ科の植物へちまの実からできたタワシのことです。
へちまスポンジ、へちまタワシと色々な呼び名がありますが、呼び方が違うだけで同じもののことをさしています。
私が子供の頃とから温泉に行った時には、近くのおばちゃんはへちまタワシでカラダをゴシゴシと擦っていた記憶がありますよ。みなさんはどうですか?
へちまタワシは水を含ませることで柔らかくなるので色んな場所をゴシゴシと擦るのに役立ちます。
私は普段のお皿洗いにも使っていますが、お皿以外でもバスルームの中、シンク横など家の中の色んな場所においています。
汚れが酷くない場合は、お水だけでも充分汚れが落ちます。へちまの表面の繊維が少しぼこぼことしているので、そのぼこぼこした繊維の部分が汚れを取り除いてくれます。
もし、こびり付いた汚れであればナチュラル洗剤を併用することで汚れを落とすことができます。はじめに水で濡らしたへちまタワシに少しの洗剤をつけて、手で数回ギュッギュツと握りしめると泡が立ちます。
写真を参考に手で握りこんな感じで「ギューッ」とへちまタワシを握りしめてみて下さい。
すると驚くほど泡がたちます。
しっかりと泡がたった後は、普通のスポンジと同じように使うことができます。
KoKeBeeでもへちまタワシを販売しています。
大掃除をはじめる前にまずは必要な掃除グッズを用意しましょう。
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ナチュラル洗剤の代表 NO2【重層】
ナチュラル洗剤の代表といえば「重層」ではないでしょうか?海外では「ベーキングパウダ―」という名前で販売されています。重曹はお菓子作りやお料理にも使うこともできるのでスーパーでも気軽に買うことができますよね。私の周りでも重曹を掃除に使ってみたけど、あんまり綺麗に汚れがとれなかったという声をときどき聞きます。
まずは、お掃除で汚れを取る時の基本はどんな性質の汚れ(何性)なのかを知ることです。
汚れの種類はキッチンの場合ですと油汚れだったり、トイレの水回りでしたら尿石だったりします。大掃除をはじめる前にその汚れがまず何性であるかを調べてみましょう。
汚れの種類は大きくわけで、酸性、アルカリ性、中性と3つあります。
使う洗剤は汚れに対して反対の性質を選びます。
例えば汚れがアルカリ性であれば酸性の洗剤、酸性の汚れであればアルカリ性の洗剤という風に反対の性質を選ぶことで、汚れを中和して浮かせることができます。
中和させると汚れが落ちやすくなるので、きれいにすることが出来ますよ。
重曹はアルカリ性の性質を持っている
重曹はアルカリ性です。なので、反対の酸性の汚れに向いています。
酸性の汚れといえば、キッチンの油汚れ、コンロやオーブンのこげ、紅茶などの茶渋
そして洋服に着く皮脂などです。重曹には細かい粒子が含まれているので、
研磨剤としても使えます。重曹の良いところは粉状で振りかけることも出来るし水に溶かして液体にしても使えるところですね。
スプレーボトルに水と重曹を入れて、身近な場所においておけば大掃除の際にも汚れに直接振りかけることもできて使いやすいですよ。
重曹はこんな汚れに使えるよ
- キッチンの油汚れ
- コンロやオーブンのこげ
- 紅茶などのこびりついた茶渋
- 洋服に着く皮脂の汚れ
値段も安くてとても便利な重曹なのが、いくつか注意点もあるでそちらもお伝えしておきます。
重曹を使えない素材もある!
もし、キッチンでアルミや銅鍋を使っている方がいるかも知れません。大掃除のついでに鍋もピカピカに磨きたいと思うかもしれませんが、重曹は、アルミの鍋や銅鍋にはむいていません。変色してしまう場合があるので、重曹を使うことはさけて下さいね。
また、キッチン以外でもいろいろな場所で活躍する重曹ですが、重曹には繰り返しますが 研磨作用があります。コーティングがついているフローリングなどの場合は、もしかすると
コーティングが剝がれてしまう場合もあるので、気をつけて下さい。
最後にもう一つだけ追加すると、重曹はアルカリ性なので、肌が弱い方は手荒れをしてしまうことがあります。大掃除に重曹を使う時には、もし肌荒れしやすい方はゴム手袋をして下さい。
NO3 ソープナッツ洗剤とは?自然からの贈り物、ムクロジの木の実の洗剤
ソープナッツというのは「ムクロジの木の実」を乾燥したものです。木の実の洗剤とも言われています。「どうして木の実が洗剤になるんだろうっ」て疑問に思いますよね。
じゃ外に生えている木の実だったら何でも洗濯や掃除に使えるのかな?なんて思って調べてみるとムクロジの実が洗剤として使える理由にはソープナッツには「サポニン」が含まれているが分かりました。サポニンというのは、天然の界面活性剤のことです。
洗剤などにも含まれている成分の一つですが、サポニンには汚れを落とす効果があります。
つまり、ソープナッツに入っているサポニンという成分が汚れを落とす役割があるので洗剤や掃除に使うことができるのです。
ソープナッツはそのまま粒で使ったり、液体状にしてから使ったりと色んな使い方ができます。
ソープナッツの使い方の説明は分かりやすいように動画にしてありますので、こちらをご覧になって下さい。
KoKebeeのブログでもソープナッツについて詳しく書いていますので、こちらの記事も参考にしてみて下さい。
大掃除に沢山のグッズは必要ない!
いかかでしたか?大掃除に沢山の用途別の洗剤や掃除用品を用意する必要はありません。
へちまたわし、重曹、そしてソープナッツを使い、地球に優しい大掃除をしてみて下さい。
今日も最後まで読んで頂きありがとうございました。