こんにちは。プラスチックフリー生活アドバイザーのまきです。
メルボルンは春という季節の中、突然、昨日は雹が降りました。
そんな季節が1度に来るような街に住んでいますが、最近、外出すると、近所の家に蜘蛛の巣やかぼちゃなどの装飾、ショッピングモールなどにいっても数々のハロウィングッズが売られています。
今日の記事では、ハロウィンはいつからなんのために始まったのか?ハロウィンに関する豆知識、そして、ハロウィンをお子さんと楽しむためのエコなアイデアを紹介したいと思います。
ぜひ、今日の記事が参考になると嬉しいです。
ハロウィンって何のイベント?

ハロウィンは簡単に説明すると、毎年、10月31日に行われる秋の収穫感謝祭です。(オーストラリアは春ですが。)今から約2000年ほど前、古代ヨーロッパのケルト民族が行っていた祭礼が起源だといわれています。(Samhain サウィンとも言います。)
ケルト民族というのは、単一の民族ではなく、共通や似た言語や宗教などの文化的背景をもつ民族グループの総称のことで、民族グループには、ゲール人、ゴール人、ブリトン人、ブルトン人、ガラティア人、アイルランド人が含まれています。
ケルト人の宗教観は、調べていて、日本人が持つ感覚的に近い宗教観をもっていたのではないかと個人的に感じました。
それは、何となく、自然の中に神秘的な大いなる神の存在をを感じたりすることができる心であり、日本も自然崇拝の多神教です。
日本でも自然そのものが神という考えや、神と言われる存在は1人ではなく、○○の神様と呼ばれる神は多数存在していますよね。
お金の神様だけでも七福神という位で、7人の神様が存在しています。
ケルト民族でもはっきりした数は分かっていませんが、恐らく300以上の神、女神が信仰されていたと言われています。
ハロウィンの話しに戻りますが、古代のケルト人の中では、10月31日になると、秋の収穫を祝い、それと同時に悪霊を追い払う宗教的な意味合いでの祭礼が行われていました。
ケルト歴では、「10月31日は1年の終わりとされており、亡くなった死者の魂が、家族のもとへ戻ってくると信じられて」いました。
これは、日本のお盆をイメージしていただくと、分かりやすいのではないでしょうか。
日本にもお盆には里帰りして、お墓参りをする習慣がありますよね。
ケルト民族の収穫祭では「死者の魂とともに、悪霊も一緒にやってくる」と考えられていて、その悪霊たちは農作物を荒らしたり、家畜に悪さをすると伝えられていました。
なので、悪霊を驚かしたり、追い出すために、人間が仮面をつけて顔を隠したり脅したり、火を焚いたりしていました。
こういった風習がハロウィンの仮装の起源となったのではないかと考えられています。その後、ケルト信仰の考えが、キリスト教へ渡りました。
キリスト教はカトリック民族へ侵略されてしまいましたが、この風習は排除されることなく、キリスト教でも取り入れられていき、現在のハロウィンへと進展してきました。
オーストラリアでは、子ども達は近所の家を廻り、「お菓子をくれなきゃといたずらするよ〜」なんて言いながら廻っています。
日本のハロウィンは仮装イベントとなっていますが、ハロウィンには、今日、かんたんに説明した背景があります。
日本の仮装イベントといえば、やっぱり最後は、ゴミ問題ですよね。有名なところでは、渋谷のスクランブル交差点を思い出す人が多いかも知れません。
人が沢山集まった後の、道路に残されてる沢山の捨てられたプラスチックのゴミ問題は、
イベント後のニュースで毎回取り上げられています。
日本にいるあなたも、海外在住のあなたももうすぐ、お子さんに「ハロウィンのイベントがしたい」と子ども達に催促されるかも知れませんよね。
なので、次にエコなハロウィンのアイデアも紹介したいと思います。ぜひ、お子さんと一緒に作ってみて下さい。
空きボトルで作るミイラの入れ物

用意するもの
- 空き瓶や空き缶
- 古い包帯やリサイクルの白い紙
- のりかボンド
- 折り紙、はさみ
- 目玉、ペンなど
作り方
- 容器を綺麗に洗って乾かしておく
- 黒い折り紙を張る
- 使い古しの包帯や、白い紙をその上にグルグル巻きつけていく
- 外れないようにノリやボンドでとめる
- 最後に目玉をつけて完成
完成したらこんな使い道ができるよ!
✔トリックオアトリートのおやつ入れ
✔ハロウィン限定の花瓶に!
✔キャンドルを入れて飾るデコレーション
お子さんが好きなようにグルグルを巻かせてあげると、個性豊かな可愛いミイラが完成すると思います♡
ミイラの目もぜひ、お子さんにかかせてあげて下さい。
お子さんの年齢に合わせてはさみを使う時は、ケガをしないように気をつけてあげて下さいね。
ハロウィンのおやつを手作りしてみよう

この時期になると、子ども達が沢山のチョコやローリー(飴菓子)を友達の家からもらってくることがあります。
なので、せっかくなら、少しだけヘルシーなおやつを手作りしてみませんか?
かぼちゃのペーストを入れたクッキーやケーキを焼いてみたり、おばけ形のクッキーを焼くだけでも、ハロウィン気分が味わえると思います。
子どものランチもハロウィン気分
ランチ用のミニピザにオリーブを蜘蛛の形に切ってのせてみたり、パイ生地を巻いて中にチーズやトマトソースを入れた魔女の指などが海外では大人気だったりしますよ。
Halloween snackで検索すると他にも色々でてくるので、お子さんと一緒に探してみて下さい。
ハロウィンまとめ

今日の記事では、ハロウィンの起源の簡単な説明、そしてお子さんとできるハロウィンのエコなアイデアを紹介しました。
クラフトではミイラのお菓子いれ、ハロウィンのおやつやランチを作って、ぜひハロウィンを楽しんで下さいね。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。