こんにちは。プラスチックフリー生活アドバイザーのまきです。
みなさん、突然ですがエコな暮らしをするうえで既製品と手づくり品の価格差ってどのくらいだと思いますか?
今日の記事では既製品と手作りのコスト(値段)を比較しながら、その違いについて検証していこうと思います。
私の考え(私、個人的な意見)から言えば、「ものによる」そして、長期的に考えるのか、短期で考えるのかという「期間にもよる」と思っています。
例えば、プラスチック製品で考えると分かりやすいかも知れませんね。
100均で買ったキャラクターのタッパー容器は1年もすると色が劣化して何のデザインだったのか分からないくらい剥げてきますが、これに対して、ガラス容器は3倍の値段がするかも知れませんが長持ちします。
現に、私が今、使っている容器も5年前くらいに購入したものですが、未だに問題なく使えています。
そういう視点で考えると、ガラスの容器は最初の初期投資は高いかも知れませんが、買い替える期間を計算した上で長期的に考えると安くなりますよね。

今回は、エコ洗剤、自分で作るのと購入するのでは「実際はどのくらい違うのか」ということで調べて「差額」を出してみました。
今日の記事を読んだ後にぜひ、あなたはどう思ったか。
あなたの意見や考えなどもインスタなどでKoKeBeeをタグつけして聞かせて下さいね。
まず、参考までに値段の比較をしやすいように、海外、日本、どちらでも購入することのできるブランドや商品を選びました。
値段は海外、日本にもあるサイト、Amazonに記載されている値段を参考にしています。
(なので購入される店頭によっては多少の差額があることをご理解下さい)
エコなブランドとして今回、私が選んだのは「エコストア」です。
エコストアとは

エコストアを知らないかたのために簡単に説明すると、
エコストアは、お隣のニュージーランドで生まれた人と地球のよりよい未来のために、自然由来の原料、製造工程や、容器の素材、毎日の使い心地やデザインなど細かいことにまでこだわって誕生したエコ製品を展開しているブランドです。
海外のブランドということもあり、値段的には少し日本で購入する場合の方が高くなる傾向があるようです。
(日本のエコストアのサイトからサブスクにすると少しお得に)
ecostore(エコストア) ランドリーリキッド 【ユーカリ】 1L 洗濯用 液体 洗剤

日本の値段
- 1ℓあたり 1298円 (28回分)
- 1回辺り 46円
オーストラリアの値段
- 1ℓあたり $10.99
- 1回辺り 0.39セント
まず、エコ商品の洗濯洗剤を購入した場合の計算からご紹介したいと思います。
洗濯1回辺りが約50円となります。オーストラリアは40選セント。
1回の洗濯代金を50円前後を高いと思うか安いと思うかはあなた次第ですね。
次は、洗濯洗剤を自分で作る場合の値段を考えてみましょう。
重曹を使ったり、液体の万能洗剤の代表とも言われているドクターブロナーなどを使ってつくるレシピ等、手作り洗剤での作り方を検索するだけでも様々なレシピなどが出てくるかと思います。
今回は、KoKeBeeでも販売しているゴミのでないプラスチックフリーのソープナッツ(日本ではムクロジの実)を例に計算をしたいと思います。
ソープナッツ シェル ホール WH 500g

日本の値段
- 500g 3740円
- 1度の洗濯に5粒使った場合 180回分 20.7円
オーストラリアの値段
- 250g $18.70
- 1度の洗濯に5粒使った場合 90回分 0.20セント
市販のエコストアのエコ洗剤洗剤を買うのとソープナッツを使う手作り洗剤では、値段的には自分で手作りする方が安いという結果がでました。
自分でソープナッツを使って手作りすると約半額の値段になることが分かりました。
もちろん、これは一例です。お使いになるエコ洗剤と違う原料で手作り洗剤を作る場合ではコストが変わってきますのでご了承くださいね。
次は、我が家にはありませんが、ほとんどの家に普及している食器洗い機の洗剤について比べてみようと思います。
自動食器洗浄機用 の値段について

(オーストラリアのスーパーの食器洗剤売り場へ写真を取りにいってみました!すごい種類が販売されています!)
日本の値段
- ecostore(エコストア) オート ディッシュウォッシュパウダー レモン 1kg 自動食器洗浄機用 粉末 洗剤
- 1346円 51回分
- 1回辺りの値段 26円
オーストラリアの値段
- Ecostore Lemon Dishwasher Powder 1Kg(オート ディッシュウォッシュパウダー レモン 1kg )
- $11.29 51回分
- 1回辺りの値段 $0.22
食洗器の洗剤の場合は日本、オーストラリアとも20円前後(20セント)でした。
洗濯洗剤に比べると1回のランニングコストは安いですね!!
食器洗い用の洗剤を手作りした場合はどうでしょうか?
今回のレシピは、私も愛用しているエッセンシャルオイル「ドテラ」で紹介されていたレシピになります。イベントに参加している時に紹介されていました。
《材料》
✔重曹 1カップ
✔クエン酸 1/4カップ
✔オンガード濃縮洗剤(カスタイルソープ) 大さじ1
✔エッセンシャルオイル10滴ぐらい
✔重曹 1キロ 638円
✔クエン酸 800g 875円 50㎖(45円)
✔カスタルソープ 237ml 1200円 大さじ1(28円)
✔エッセンシャルオイル 0.5円
ネットで材料を調達して手作りした場合 716円(約700円)
エコ生活!既製品と手作り品の差額まとめ

今日の記事は多少、個人的な意見になりますが、今日の結果からみていただいても分かるようにエコ生活を安くしたければ、手作りすることが一番のエコとなります。
値段で言えば約半額の違いがありますね。
それにただ安いだけでなく、手作り品は内容成分が明らかなので、何より確実な安心感もあります。
ただし、お仕事などをしている場合はなかなか手作りする時間がないという方もいるかも知れません。
値段よりも、からだのためにいいエコな商品を選びたい。
地球に優しい暮らしをしたい、エシカルなブランドを応援することで社会貢献をしたいと思っているのであれば、エコ商品を販売している企業の製品を選ぶのももちろんOK。
エコ生活とひと言でいっても

エコ生活ってひと言で言っても、エコな生活を想像する上での個人差がとても大きいと私は思っています。
大切なのは「あなたがどんな暮らしをしたいのか」ということ。
例え、少し値段は手作りするよりも高くなっても、その商品を使うことで、あなたの気分がよくなったり、使うたびに笑顔になり、幸せな気持ちになるのであれば、それはそれで素敵なことですよね。
逆に、私のように「手作りする時間さえも楽しくなる」のであれば手作りをとことん楽しめばいいのです。
私たちの暮らしにかかせない衣食住ですが、これらの全てのものは地球からの恩恵を受けているということを忘れてしまっている人が最近は多いように感じています。
「エコ」とは生態学・自然環境を意味する「エコロジー(ecology)」という英語の略称のことですが、最近では経済を意味する「エコノミー(economy)」の「エコ」も含まれています。
エコロジーという表現だと難しく考えてしまいますが、大量生産、大量非消費時代の今、忘れかけてしまった「私たち日本人が昔から大切にしてきた勿体無いの気持ち」を再び思い出すことではないでしょうか。
物を大切に長く使ったり、壊れてしまったものを直したり、形を変えて新しい使い道を見つけて有効利用することで、また、新しいものとして生まれ変わり使い始めることもできます。
そして、エコな生活を続けていくことで、最終的にも、無駄使いが減り、経済的にも豊かな暮らしになっていくと思います。
今日の記事では、手作りすることでエコ生活は安くなるという結果がでましたが、あなたにとって「エコな暮らし」とはどんな暮らしですか?
それも、一緒に考えてみて下さいね。今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。