War on Waste 2ndシリーズ エピソード2 のレポートです。
今回のハイライトはE-Waste 電化製品のゴミです。
携帯電話や、コンピューターにはゴールドやプラチナなどの貴金属がパーツとして組み込まれていて、それらがほとんどゴミとして埋め立てられているのは資源の無駄遣い。 新しく土を掘って採鉱するよりも、E-Wasteから回収する方がずっと効率も良いのだそうです。
歴代の携帯電話はウチでも引き出しにしまい込んでいます。 今度いくつあるか数えてみます。
一番心配なのは、データーの流出ですよね。
テレビではデーターは安全に削除されます。って言っているけれど、GPSつけて探索する試みもされている事から良心的な施設で処理されないリスクもあるってことを念頭に置いとかないといけないと思います。
新しい携帯に買い替えたときに、データーの移行と古い電話の中のデーターの消去の徹底ができていないので、
今から古い携帯を充電して(チャージャーどこだ?)、それらを確認して、そしてリサイルクボックスに持っていく。
あぁ、考えただけで面倒くさい。 笑
でもこれが「責任持って処理する」って事ですね。 重い腰をあげますか。
プラスティクリサイクル
中国がリサイクルゴミを買うのをやめてオーストラリアは困っている。
でも良いことは政治家がゴミについて話し始めたこと。
2023までに使い捨てプラを廃止するとか、
環境大臣Josh Frydenberg はリサイクルパッケージングを2025年までに導入するといった。
中央政府がどうやってリーダーシップ取るのか楽しみ。

Straw No More キャンペーン
マクドナルドは毎分350本、毎年1万8千2百万本のストローを使っている。
クレイグはマクドナルドにドナルドよりももっといいマスコットをプレゼントしようと、廃棄ストローで作ったマックチョーキー The Turtleをヘッドオフィスに持参する。
マクドナルドのヘッドオフィスで追い返され、たらい回しになるクレイグ。そこでマクドナルドのCEO Andrew Gregoryに電話する。
メッセージを残した後、CEOからの返事を待っている間、マクドナルドでジュースをオーダする。
「ストローと蓋なしで。」とオーダーしたけれど、
ストローなし&フタ付きジュースが出てきた。
そしてなぜか紙コップは二重になってる。
CEOから返事が来ることはなかったけれど、
マクドナルドは紙ストローを導入して2020年までにプラストローをなくすとアナウンスした。

今他のゴミよりも3倍早いスピードで増えているゴミがある。
E Watste
世界でこの1年に50ミリオントンのゴミが出ている。
オーストラリアでは700,000トン
そのほとんどが埋め立てされている。

73キロ 毎年
1.4トン 10年で
モーバイル、ラップトップ、ヒーター、マウス、乾燥機、洗濯機などなど。
ギルティー スポイルジェネレーション
テレビとコンピューターをリサイクルする施設がオーストラリアに一個だけあるが、そこで処理されているのは、EWaste全体の10%にしかならない。
カウンシルや、ハービーノーマン、オフィスワークスにある、回収ボックスに入れたテレビやコンピューターがきちんとリサイクルセンターでリサイクルされるのか調べるために、GPSをテレビモニターの中に仕込んだ。

eWasteの80%くらいはアフリカ, アジアなどで許可なく破棄されていると言う。e-wasteのゴミ置場は鉛や水銀が環境に染み込んでいて、地球上で最も毒に汚染された場所だ。
そのゴミから貴金属を取り出す作業をしている人々の健康も脅かされている。
開発途上国では、悲惨なことになっている。
環境汚染で人々が死んでいくだけじゃない。
東アフリカではe-wasteを埋め立てて最後には燃やしてる。
最悪なことに、こういうもんは燃やすともっと毒が生成されることがわかっている。ダイオキシンやフロンガスなど。
開発途上国では、ewasteの所為で人々が死んでいっている。
中国では子どもたちの血液に鉛が入り、それが脳神経システムに直結しているのだ。
もしe Wasteが開発途上国で人々を殺しているんだったら、僕たちはそれに責任を持って対処しなくっちゃいけない。
それにはナショナルリサイクリングシステムはテレビとコンピューターだけじゃだめだ。

携帯電話のリサイクルを呼びかけるため、車の外と中にたくさんの携帯を貼り付けて、色々なリングトーンを鳴らしながら市民に呼びかけるクレイグ。

オーストラリアで携帯のリサイクルは全体の10%ほど。
なぜ? みんな引き出しにしまい込んでるの?
どこでリサイクルするか誰も知らない。
オーストラリアではこの10年で11ミリオンの携帯を溜め込んでいる。
人口24.9ミリオンのオーストラリアで25ミリオン以上の携帯がどこかに溜め込まれているのだ。

大きな問題は、物を作るための原料がなくなってきてる事。
資源を無駄にしている。
eWasteの中にはたくさんの貴金属があるのに。
いくつかはすごく貴重でめずらしいもの、
いくつかはリニューアルできないもの。
いくつかはもう採掘できないことがわかっている物もある。
20年、30年後にはもう絶えてしまっている。
こういう資源を回収する必要がある。
もう永遠になくなってしまう可能性があるから。
1トンの鉱石を掘り出してゴールドを取り出すのと比べて、同じ重さの携帯電話があれば、63倍のゴールドが回収できる。
だから携帯をリサイクルに出そう。
携帯電話販売店に回収ボックスがある。

Fast Faniture
Kmart
IKEA
Fantastic Faniture
簡単に組み立てられるが、簡単に壊れてゴミになり、それは埋め立てになる。
荒ゴミの日に道端で多くのIKEA家具を回収。
IKEAに持参し、CEOと話をする。
IKEA Tempでtake back the IKEA productsを始める。
不要になった家具をIKEAに持って行って買い取るプログラム。
値打ち分のIKEAバウチャーで支払われる。 今年の春からパイロットプログラムとして開始予定。

e Waste リサイクリングセンター
価値のある資源はコンピューターやテレビのサーキットボードについている。
50000個の携帯で1キロのゴールドが取れて、5万ドルくらいになる。
電池のリサイクルはオーストラリアは世界に比べてかなり遅れをとっている。
毎年11000トン以上の電池が埋め立てられている。
3%くらいしかリサイクルされていない。
Aldi supermarketに回収ボックスがある。
回収された電池はリサイクルされて新しい電池に生まれ変わる。
スイスでは72%がリサイクルされていると言う

Kiama High schoolのゴミ対策その後
6週間後チェックに行った。
生ゴミ、リサイクル、グリーンの3種類のビンにゴミ捨てるようになった。 生ゴミはちゃんと仕分けされているが、それ以外は混在していることもある。 ソフトプラスティックのゴミが多いため、Trash free Thursdayを開始して、木曜日はNode lunch(ジップロックなどで包まれていないお弁当)を推奨している。
プラスティックボトルのゴミは回収ボックスに入れて換金。
2週間で三百ドルくらいになる。
このお金は学校のトイレにハンドドライヤーを設置するために使われる。ゴミにすごい数のペーパータオルがあったから。
キャンティーン(売店)でのチャレンジ
今まではバナナブレッドやクッキー、チョコレートスライスが一個づつラップで包んでいた。今は大きな瓶に入れてトングで取るように変わった。
氷アイスジュースのストローだけは止められず続いている。
