おはようございます。
KoKeBee認定プラスチックフリー生活アドバイザーのまきです。
今日の記事では、賃貸でもできる家庭菜園とコンポストについて紹介します。
この記事を読んで、今まで賃貸だから「家庭菜園を挑戦できずにいた」という方が
「楽しそう~!まずは小さくでも始めてみようかな」と思って頂けたら嬉しいです。
まず始めに私は今の家に住んで約7年目になりますが、始めの3年くらいはコンポストビン(※コンポストを処理する入れ物のこと)を置くくらいで家庭菜園は全くしていませんでした。
ただ、容器を置いて気づいた時に生ごみをそこへ放り投げるくらいでした。
理由は、賃貸だからです。
どうせ、お金かけても
どうせ、時間をかけても
賃貸に住んでいるからな~
とずーっ思っていました。
お金をかけて家庭菜園の土を買ったり、ガーデンベットを購入しても引っ越しする時は
土ごと育てた野菜なんて持っていけないし、時間とお金を労力をかけても引っ越しの際に持っていけないんだったらやる意味ないじゃんなんて正直思ってました。
でも、やっぱり「自分で食べるものは自分で作りたいな~」という思いがあり
小さく鉢植えから始めればいいかなと思い、約3年前くらいに重い腰をようやくあげました。
今では、「家庭菜園を持っていけないなら次の人が引き継いで育ててくれたら、それはそれで素敵な循環だからいいよね」と思えるのですが当時の私はなんて心が小さいのでしょう(苦笑)
当時の私の心の小ささを暴露しましたが、本文では、まず家庭菜園って何から始めたらいいのか、始める上での心構えやコンポストについてもお話ししたいと思います。
家庭菜園まずは何から育てればいいの?
家庭菜園をしたくても出来ない方はほとんどが「庭がない、もしくは庭が小さい」とおっしゃる方が多いです。
でも、家庭菜園は実は庭が無くてもできます。
例えば賃貸マンションに住んでいて、庭がない場合はベランダを使うこともできるし、ベランダにスペースがない場合はキッチンなどの一角で育てることだってできるんですよ。
まだ何も育てたことがなくて、何から育てていいのか分からない方は「ハーブ」がおすすめです。
料理に使うことで、普段の料理がおしゃれに見えますし、何といっても切っても切ってもハーブはまた生えてくるので、お店でお金を出して高いハーブを買う必要もなくなります。
バジルの葉などは、パスタにのせるだけで一気にカフェ風ランチになりますよ。
(お庭のバジルでバジルペストを作りました)
もちろん、お住まいの国や住んでいる地域によってその地域にむいているハーブもあります。
私はオーストラリアのメルボルン在住ですが庭にはハーブ類はローズマリー、タイム、バジル、ミント後は、カレープラントなどがあります。
失敗したのは、コリアンダーです。
季節が合わなかったのか、土が合わなかったのか、もしくは日当たりの問題かもしれませんが、うまくいきませんでした。
まずは、自分が好きでいつも買って使っているハーブがあれば、それを自分で育ててみるのがいいかも知れませんよ。
家庭菜園をする上での心構えとしては「初めからスムーズにはいかないもんだ」と思っておくことです。
私もいまだに失敗することはよくあります。
ブロッコリーなどは人間よりも虫に食べられた量の方が多いかも知れません。
また自然というのは、天気の変化だったりとどうしても私たちがコントロールできない部分があります。
なので、初めから完璧を目指さないことが大切だと思います。
その上で、楽しむ。
ガーデンセラピーという言葉があるように土を触ると気持ちが落ち着きます。
イライラしていても、庭に出で水やりや、草むしりに集中しているといつの間にか
イライラしたことを忘れますよ。
だから、忙しくて余裕なない!っていう方にこそ家庭菜園を試して欲しいなあと思います。
家庭菜園に欠かせないコンポスト
家庭菜園、ベランダガーデンをする上で同時にはじめるといいのがコンポストです。
コンポストとは野菜から出る生ごみなどを落ち葉などと混ぜて有機物の力を借りて分解させて作る堆肥のことをいいます。
堆肥を作るために使う大きなバケツのことをコンポストビンと言います。
コンポストの何がいいかというと、
- 家庭からでるゴミを減らすことが出来ます。
- 生ごみを栄養のある土(堆肥)に変えることができます。
- その堆肥で野菜や果物を育てることができます。
コンポスト=循環なんです。
食べ物の生ごみが、形を変えてまた違う食べ物になってあなたの元に戻ってきてくれるのです。
自然界の循環システムは無駄がなくてすごいですよね。
次に、実際に私がどんなコンポストビンを使っているか紹介していきます。
コンポストの種類
実際に我が家で使っているコンポストビンは4つあります。1つづつ説明していきますね。
設置型コンポスト
(写真は周りをネットでグルグル巻きにしているものです。黒いゴミ箱みたいなのが設置型のコンポストです。)
設置型のメリットは値段が安い作りもシンプルです。
一言で説明すると「下に穴が空いている大きなバケツのようなもの」です。
ある程度の大きさの庭がある方にこの設置型はおすすめです。
設置の仕方は簡単で、コンポストビンを設置したい場所の土を少しだけ掘り、穴が空いている下の部分を埋めます。
後は、庭掃除をした後の落ち葉、そして台所からでた生ごみなどを入れていきます。
時々、忘れずにかき混ぜて下さいね。
我が家のコンポストは何年も使っているの少し劣化してきました。
そして、恐らくポッサム?(※ポッサムというのは、オーストラリアに住む野生動物です)だと思うのですが、コンポストビンを齧って大きな穴を開けてしました。そこから果物の皮などを食べようとしたのか荒らされている時がありました。
そこで、対処法として、我が家ではチキンネットをコンポストビンの周りに巻いています。
その後は荒らされた形跡は無いので、もし同じように野生動物がきて困った時は参考にして下さいね。
次に買い足したコンポストビンは回転式のものでした。
回転式コンポスト
回転式コンポストは容器に取っ手がついていて撹拌することが出来るコンポストビンです。
少し、地上から浮いているので虫とかも入ってきにくいのではないかと思います。
回転式のコンポストのメリットは設置型と比べると堆肥になる期間が短いことです。
生ごみや落ち葉を入れる度に混ぜて回転させるので、必要な酸素が全体的にいきわたるので
分解にかかる時間も短縮させるのだと思います。
みみずコンポストビン
次はみみずコンポストビンです。
子ども達に「コンポストする過程を楽しく見せることが出来るのではないか」と思い、使い始めました。
みみずコンポストのメリットは子供と楽しくコンポストについて体験、学ぶことできることことです。
実際に使ってみて感じたことは「みみずに期待をしてはいけない」
私の勝手なイメージだったのですが、みみずってすごい量を食べてどんどん良い堆肥に変えてくれると思っていたんですよね。
でも、実際にはみみずの口はとても小さいですし、大量食べるわけではありません。
なので、意外と期間がかかります。
なので、みみずコンポストビンは気軽に待つことができる人に向いているかと思います。
キッチン用コンポストビン
こちらは、キッチンのシンク下などにおける密封式のコンポストビンです。
マンションなどに住んでいる人には場所をとらないのでおすすめなタイプです。
キッチン用のコンポストビンは生ごみを入れた後にぼかしと言われる発酵促進剤代わりに使える粉末のパウダーをふりかけます。(米ぬかや麹などでも代用可能)
生ごみが発酵されると、それが液体となり底部分に溜まっていきます。
その水分を、水に薄めて家庭菜園で使うことができます。
生ごみは中にいれて置いても分解できないので、最後は土に還してから分解させる必要があります。
私が実際に使っている種類を今日は紹介しましたが、もしお庭があんまり大きくなくてまずは小さくコンポストも初めてみたいという方にはKoKeBeeでも扱っているLFCコンポストもおすすめですよ。
布製のもので虫が入らない様に上はファスナー使用になっています。
なので、虫が苦手な方でも大丈夫
都会のベランダやキッチンでも使うことが出来るので良かったら詳細をチェックしてみて下さいね。
今日も最後まで読んで頂きありがとうございました。