こんにちは!プラスチックフリー生活アドバイザーのまきです。
前回の記事では、日本にあるエシカルなホテルをご紹介致しました。今回の記事では
KoKeBeeの本拠地でもある「オーストラリア」にあるエシカルなホテルを紹介したいと思います。
私自身も過去に国内のホテルに泊まる際は「ビーチ近く」など利便性ばかりを優先していてホテルを予約する際にエシカルな条件を意識したことがありませんでした。
でも私たちがサステナブルな取り組みをするホテルを選択することが、エシカルな暮らしを選択することにつながるということに最近は気づきました。
今回、オーストラリアのエシカルホテルをリサーチするに当たって素敵なホテルを見つけましたので、早速紹介していきますね。オーストラリア国内にいる方はぜひ、機会があればご利用してみて下さいね。ただし、現在はホテルによってコロナ対策の条件が違いますので 予約の際はご自分で再確認をお願い致します。
では、いってみましょう。
ALKINA LODGE, GREAT OCEAN ROAD, VICTORIA(アルキナロッジ、グレートオーシャンロード)

写真引用:アルキナロッジの公式インスタページ
まず1つ目は私が住んでいるビクトリア州にあるエシカルなホテルを紹介します。
ホテルというよりは貸し切り別荘地に近いイメージを受けました。
ALKANA LODGE、GREAT OCEAN ROAD(アルキナロッジ、グレートオーシャンロードホテル) は車でメルボルンから約2時間の場所にあります。ビクトリア州の観光地として有名なグレートオーシャンロードの12使徒とオトウェイ岬の間にあり、断崖絶壁の上に建つアルキナロッジはとても存在感があります。
なので観光でグレートオーシャンロードを訪れた際に利用したい宿泊場所ですね。
このホテルはオーストラリアの著名な建築家、グレン・マーカットとウェンディ・ルインによって、自然と調和した環境の中で宿泊した方が過ごせるように配慮して設計されました。例えば、パッシブソーラー設計の一環として、「スカイウィンドウ」があります。
自然光(と夜は素晴らしい星空も見れます)夏は日光を遮り、冬は日光を取り込めるように設計されています。(バックアップとしてガス燃焼式ハイドロニクスを使用しています。有名建築家がデザインしたというだけあり外観、内装、家具などのインテリアにこだわりがあり美しいです。
写真を眺めているだけでうっとりしますよ。
ALKANA LODGE、GREAT OCEAN ROAD(アルキナロッジ、グレートオーシャンロードホテル)の詳細
- 3棟の建物はまるで隠れ家のような存在
- 1つの棟は4ベットルームあり(キング1台、シングル2台)
- 大人数で全てのロッジを貸し切りすることも可能(最大24人まで宿泊可能)
- 自然の中で特別な空間と時間を楽しみたい人におすすめ
- エシカルポイントは建物のパッシブソーラー設計にあり
ALKANA LODGE、GREAT OCEAN ROAD(アルキナロッジ、グレートオーシャンロードホテル)の公式サイトはこちらから
NIGHTFALL, LAMINGTON, QUEENSLAND(ナイトフィル)

写真引用:ナイトフィル公式アカウントのインスタページより
ナイトフォールホテルはブリスベンから南へ車で90分、ラミントン国立公園に隣接する熱帯雨林の奥深くにあるテント型のホテルです。
個人的には筆者が死ぬまでに泊まってみたいホテル(人生やりたいことのリストの1つに決定)の1つに選びたいくらい惚れてしまったホテルです。
オーストラリア認定の森林サンクチュアリでは、手作りで作られたサファリテントに、1回で泊まれるのは4組だけという少人数限定で特別なグランピングでの宿泊を提供しています。
テントの中には暖炉とツインバスタブがあり、周囲の熱帯雨林で鳴く鳥の声を聞きながらくつろぐことができます。忙しい現代社会から距離をおいて自然とつながるのに最高の場所ですよね。
熱帯雨林を散策しながら、オーストラリアの野生動物達、首の赤いワラビーや鼻の長いバンディクート、時にはコアラにも出会えるかもしれません。
緑豊かな環境に身を置き、自然との触れ合いを楽しみながら、ただリラックスすることだけに心を身体を集中させるとでもいうのでしょうか。
ナイトフォールホテル詳細
- 手作りのユニークなサファリテントの中で贅沢に過ごせる場所と時間を提供
- 自然の中で静かな環境を提供するために4組限定
- 森の中で自然を感じる究極のエシカル
- 星空の下で楽しむことができる家庭オーガニック料理
- エシカルポイントは自然とつながる場所
BAMURRU PLAINS, KAKADU, NORTHERN TERRITORY(バムルプレインズ

写真引用: パムルプレインズ公式インスタグラムより
次に紹介するホテルはノーゼンテレトリーにあるバムルプレインズです。
ノーザンテリトリーの首都ダーウィンから車で約3時間、世界遺産のカカドゥ国立公園に隣接する3万ヘクタールもの湿原地帯にバムルプレインズホテルはあります。
国立公園に隣接するという特別な立地条件から、このロッジは再生可能なエネルギー資源を利用しています。
またこの周辺は野生生物が豊富な地域です。
メアリー川の氾濫原に面した10棟の高床式テントは、3面がメッシュの壁で覆われていて、原生林やパンダナスの木陰で日陰を作ることができます。夜になると野生の動物達の姿や鳴き声を楽しむことができます。
またこのホテルでは熟練したガイドと一緒に敷地内の氾濫原や森林を歩くツアーもあります。この地域の生態系の複雑さを発見したり、リバークルーズやエアボートに乗って、水牛やワニを間近に観察したりすることができます。
ロッジでは、樹冠の高いところに隠れ家があり、この土地に生息する何百種もの鳥を観察することができます。ここに泊まりリラックスするのはもちろんのこと、野生動物や野鳥など特にオーストラリアの文化や自然、動物に興味をもっている方には特別な体験ができるのではないかと感じるホテルです。
バムルプレインズホテルの詳細
- ワイルド・ブッシュ・ラグジュアリーがコンセプトの宿泊所
- Wi-Fiなし、携帯電話の電波も届かないので、自然だけを楽しむことができる
- 施設内には図書館がありオーストラリアの自然遺産に関する本を読むことができる
- 9棟のサファリバンガローがあり3面はメッシュスクリーンで覆われていて自然と一体化できる作りになっている
- エシカルポイントは野生動物との出会い
BLACKBIRD, NEAR BYRON BAY, NEW SOUTH WALES(ブラックバード)

写真引用:ブラックバートの公式インスタグラムより
次にご紹介するホテルは、ニューサウスウェルズ州にあるブラックバードです。名前が何だかカッコいい響きのホテルです。
ブリスベンから車で南へ2時間、ニューサウスウェールズ州北部のバイロンベイ後背地の緑豊かな丘にある隠れ家的ブティック、ブラックバードには3棟のゲストパビリオンがあるのみです。パビリオンは宿泊できる場所です。
パッと感じた印象はインダストリアルデザインの建物で、バイロンベイという立地からちょっとヒッピーちっくな感じのホテルです(私は大好き)
今、流行のコンテナハウス(船用コンテナを再利用して作った家)にも見えます。
各パビリオンには雨水と太陽光発電(ソーラーパネル)があります。そして、この場所からは熱帯雨林から海岸までを一望することができます。360度パノラマで自然を見渡せるのは訪ねた人だけが経験できる宝ですね。
この場所を利用しているみんなで使うことのできる共用スペースもあります。再利用された木材などの材料で作られており、オープンスペースの会話とダイニングエリアを中心に、塩素を含まないマグネシウム塩プールを見渡すことができます。
ブラックバード周辺の熱帯雨林や滝を散策したり、近くのカラフルな町マルムビンビーでカフェやマーケットに立ち寄ったり、バイロンベイまで足を伸ばして町での散策やビーチでのんびりしたりと、一週間くらいは滞在するのがおすすめです。
ブラックバードホテルの詳細
- パビリオンの配置は朝日が楽しめるように位置がデザインされている
- キングサイドのベット(カップルに最適)
- 「バイロン トレイル」ガイドもあり
- 雨水を再利用したシャワー
いかがでしたか?オーストラリアに長年数年住んでおりますが、私自身も泊まったことがないホテルばかりでした。日本のエシカルなホテルとはまた違う印象を受けました。オーストラリアは自然が壮大なので、自然と調和を大切にしているホテルが多い印象を受けました。
いつか、実際に泊まったレポと感想をお届けできたらいいなあと思います。
日本のエシカルホテルの記事も貼っておきますので、前回の記事を読んでいない方はこちらも一緒にチェックしてみて下さいね。