こんにちは! 今日は、ワークショップ内でよくある質問をひとつ、皆さんにもシェアしたいと思います。
今回ご紹介するお話は「日本ならではのことじゃないかな?」と思うのです。それは……
みつろうエコラップの除菌問題です!
○手は、バイキンだらけ!
○みつろうエコラップにもバイキンがつきませんか?
○熱湯消毒、アルコール除菌が出来ないので衛生的に大丈夫?
ワークショップの参加者さんやみつろうエコラップを購入いただいた方から、度々こんな質問を頂き、アンバサダー内でも話題になります。では、除菌問題はどうしたらいいのでしょうか。
※ちなみにアルコール消毒については、薄めたもので少しする分には問題はないですが 頻繁にアルコールを吹きかけたり高濃度で使用すると劣化の原因になるため、 おすすめしていません
私たちの周りには菌がいっぱい!?
「え!菌だらけなの?」
「汚い!!」
「そんなはずない!」
やはり、そう思いますよね?でも実際はそうなのです。菌(微生物)というのは私たち身の回りに沢山存在しているのです。私たちは、さまざまな菌と一緒に生活しています。強い菌、怖いと思われるような菌、弱い菌、沢山ワラワラと存在する菌……。菌たちの世界とは、いったいどんな感じなのでしょうか?
菌が住む世界を、街に例えるとしましょう。
「普通の人」
「ヤクザ」
こんな人たちが、住んでいます。
「普通の人」に「ヤクザ」が悪さを働くと、「普通の人」が結束したり、リーダーシップのある人が「こら~~!」と見張りをします。
そして負けるものか!!と声掛けをして人数を増やして力を合わせてます(これが大事!)。「ヤクザ」がやりたい放題しないよう力を合わせて見守ります。
このように、菌たちは、皆で見張りあったり、けん制しながら共存しているのです。
私たちが除菌しているのは、何だろう?
アルコールスプレーをかけた時に死滅するのは、どんな菌だと思いますか? 先ほどの、街でいう「普通の人」「チンピラ・ヤクザ」みんな死滅するのでしょうか? それとも、「ヤクザ」だけが居なくなるでしょうか?
答えは、“大勢いる「普通の人」がなくなる”です。人間世界の場合、これは一体、何を意味するのでしょう。それは、「普通の人たち」が消えて見張りがなくなるので、結果的には「ヤクザ」が増えて、犯罪の多い街になってしまうということ。
菌の世界でも同じで、アルコール消毒すると弱くて沢山存在する菌がいなくなります。つまり、せっせと弱い菌をやっつけて、強い菌の住みやすい環境を作っていることになります。
さらには、除菌グッズを売りたいという会社などの「身の回りはバイキンだらけだから、キレイにしましょう!」といった広告などからも、私たちは真実からちょっと逸れたイメージを、刷り込まれているのかもしれません。
強い菌を増やさないためには…
先ほど説明した通り、アルコールなどの除菌をし過ぎると弱い菌はいなくなり、残るのは強い菌ばかりになってしまいます。
そうすると、当然ウィルス性の風邪に罹りやすくなってしまったり、カンジダ皮膚炎などにもなりやすくなってしまうかも。
肝心なのは、とにかく色んな種類の菌が適当にいた方が良い!ということです。つまり、
○菌を排除し過ぎない!
○なんでもかんでもキレイに除菌し過ぎない!
こんなポイントを抑えることによって、菌のバランスが保たれていくのではないかと思います。
みつろうエコラップの扱い方
以上、今回のブログに書かせていただいたように、除菌のし過ぎはかえってトラブルを引き起こすことになるかもしれないのです。
ここでみつろうエコラップのお取り扱いの話に戻りますが、熱湯で殺菌できないのだからと神経質になって、アルコール除菌をしたりする必要はありません(熱湯で洗えないので、生魚や生肉などを直接包むのには向きませんが)。
アルコールは、みつろうエコラップの劣化の原因にもつながりますし、みつろうエコラップの原料のみつろうは、自然の抗菌作用も持ち合わせていますので、そんなに心配する必要はありません。
扱い方はいたって簡単です。
人肌くらいのぬるま湯で、
よ~~~く洗って、
よ~~~く乾かす!
こちらの動画ですが、0.50秒くらいから洗っているシーンがあるので、ぜひ参考にしてみてください♪
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それでももし、どうしても気になるようでしたら、メンテナンスとして、アイロンやオーブンで温めなおせば除菌にもなるので、トライしてみるのもいいかもしれませんね♪