みなさんこんにちは。私たちKoKeBeeの3人が住むシドニーはすっかり暖かくなって、ハチをよく見かけるようになりました。そこで今日は、こけびーのウェブサイトなどでも度々登場する、アインシュタインが残した言葉のお話しをさせてください。
“If the bee disappears from the surface of the earth, man would have no more than four years to live. No more bees, no more pollination, no more plants, no more man”
絶滅の危機を迎えて、近年注目を浴びているハチ問題。だけど、この言葉にあるように、アインシュタインは当時から既に、こうして「もしハチが地球上からいなくなると、人間は4年以上は生きられない。 ハチがいなくなると、受粉ができなくなり、そして植物がいなくなり、 そして人間がいなくなる」と予言していたんですよね。
世界の食料の9割を占める100種類の作物種のうち、7割はハチが受粉を媒体していると言われています。ハチは人や地球にとって欠かすことの出来ない生物。しかし、ミツバチの数は減少傾向が一向に止まらず、蜂蜜のみならず、農作物の生産にも深刻な影響を与えているのが現状……。
もしもミツバチがいなくなってしまったら、こんなことが起こってしまうかもしれないといわれています。
- はちみつがなくなる。
- 多くの野菜やフルーツが育たなくなる
- 人(またはAI?!)の手で授粉しなくてはならなくなる
- 乳製品が消える
- コットンが育たなくなる
- 人間の主要タンパク源は豚肉・鶏肉に
- 食べ物の値段が高騰する
- 栄養不良が大きな問題になる
- 世界経済が破綻する
- 世界中で飢饉が起こる
KoKeBeeの事業を立ち上げるにあたり、当初、立ち上げメンバーの思いや会社としての概念、ハチについていろいろ考える機会を持ちました。
その時、郁子がシェアしてくれた動画で、昆虫学者のマーラ・スピバグさんのスピーチがありました。ハチの美しい生態系、人間がもたらすハチへの害などなどについて、とにかく分かりやすく説明された、素晴らしいプレゼンテーションです。
ハチが栄養を手に入れられるようになれば、ハチの受粉を通して、私たちも栄養を手に入れられるようになること。誰もがハチの社会のように振る舞うことが、平和の秘訣であるということ。一人一人の小さな行動でも、大きな問題の解決に思いがけないほど貢献することができるということ……。そんなことを、彼女は教えてくれています。
KoKeBeeでもハチの情報はいろいろと発信してきているのですが、きっと、皆さんもこの動画を見たら、何かハッとすることや心打たれることがあるはず!
改めて、より多くの方にこの動画を一度見て欲しいなー、と思う今日この頃です!