シドニーの旧国道 Old Princess HWにゴミとして回収されたプラスティックを原料にした道路が敷かれ始めました。
プラスティックバックとガラスボトル、プリンターインクカートリッジなどの廃棄ゴミを原料とし、アスファルトよりも65%も強靭。
今は通常のアスファルトよりも2%ほど割高だけれど長期的に見るとコストももっと安くなる。
プラごみ問題の解決策の一つ。
と万々歳の報道ですが、

コレ本当に良いアイディアだと思いますか?
この道路の下の地面には環境ホルモンが染み込んで地下水や樹木に影響するんじゃないか?
劣化した道路の粉塵が舞い、それが住民の呼吸として身体に入って健康被害にならないだろうか?
風に流されたマイクロプラスチックが大気汚染となり、環境ホルモンを広げるスピードを加速させるのではないだろうか?
粉塵が雨風にさらされて海に流れつき海を汚染する結末もイメージできます。
ゴミの再利用としては良いと思うけれど、
アスファルト(同じく石油が原料)と比べて他に良い点は?
逆に悪影響になる点は?
総合的にみてどっちがいいの?
世界中がプラごみ道路になったら、余ったアスファルトの行方は?
石油に頼った社会であるかぎり、プラもアスファルトも生産され続ける。
私の中の今の時点での結論は、
結局プラスチックはどうやっても最終的に良いことにはならない。
だから今家にあるプラは死ぬまで大事にする覚悟。
新しいプラはできるだけ買わない。できたら0にしたい。
今週もゴミ箱の中はプラごみだらけ。涙。
と言うか、プラ以外は基本ゴミにならない。
まだまだ私のチャレンジは続くのだ!
