こんにちは
プラスチックフリー生活アドバイザーのまきです。
いかが、お過ごしですか?
日本はすっかり秋。
こちらメルボルンは暦の上では春になり、慌てて家庭菜園に種まきをしたのですが、まだ少し寒い日もあり、まだなかなか芽が出ません。ちょっとまだ早かったようです。
気軽に待とうと思っています。
さて、今日は、KoKeBeeの新しいインスタLIVE「めぐる命、めぐる想い、めぐる暮らし」シリーズについて紹介したいと思います。
インスタLIVEでは、KoKeBeeがオーストラリア発のエコな情報、みつろうエコラップを始めとするエコグッズを紹介したり、特別ゲストをお呼びしたりして、エコライフについてさまざまな視点からのお話をお伺いしています。
ゲストをお呼びしてのこうしたトークでは、普段の暮らしにすぐに取り入れることのできるエコなアイデアやこつを聞いてみたり、エシカルビジネスをしている方には、どんな思い、どんな未来を想像しながら持続可能な暮らしを作るためにビジネスをしているのか聞いてみたりして、ゲストの魅力とともに、じっくりと熱い想いを皆さんにもお届けしています。
今までのLIVEトークは、KoKeBeeのインスタIGTV欄に保存してありますので、良かったら聞いてみて下さいね。
今日は、どんなゲストがきて、実際にどんなことをお話しているのか少しだけ紹介しますね。
エシカルな暮らしをガイドする!エレメニストのプロデューサー深本南さん

深本南さんは、エレメストのプロデューサーです。
サステナブルな暮らしをガイドするメディアを2020年の4月に立ち上げました。
「暮らしをガイド」とおっしゃるように、ただメディアを読むだけではなく、サイトを訪れた方が実際にすぐに暮らしの中で行動に移せるようにとの思いで、その約半年後の9月には通販ショップも立ち上げました。
私自身を経験しましたが、地球の環境、自然破壊のことなどを知り、「ちょっとエシカルな暮らしをしてみたいなあ~」と思っても周りに同じの考え方の人がいなかったりすると、孤独感を感じたりすることがあります。
今、読んでいるあなたも、もしかしたら同じ経験をしたことはありませんか?
そんな方たちのためにも、2030年までにはエシカルな暮らしにみんなを連れていくことをミッションとして、同じ思いでつながる仲間に出会えるコミュニティ作りの場も準備している段階だそうですよ。
環境問題というと難しいとか、何か大きな問題と考えがちですが、南さんのお話を聞いていると「難しい問題をいかにかんたんに、そして楽しく取り組むことができるのか」にフォーカスしていることが伝わってきました。
仕事に対するこだわりもしっかりと持っていて、
「打ち合わせの時にペットボトルのジュースやお茶を飲んでいたら、仕事は一緒にしない」
「地球を救う人としか仕事はしない」と力強くおっしゃっているのを聞いて、そこまで正直にはっきりと言えるなんてカッコいいなと感じました。
自分の暮らしが変わることで、自分が変わる。
そして、会社が変わり、社会も変わる。
そのことを南さんご自身が経験から体験しているからこそ、実感しているんですね。
そんな南さんですが、何と10歳の時に既に環境活動家になることを決めていました。
学校で自然破壊について習ってから「私が地球を救うんだ!」と10歳なりに
公園のゴミ拾いをしてみたり、お父さんが歯磨きをしているお水をこまめに止めたりと小さな10歳の子どもにできる範囲での取り組みをしていたそうですよ。
その後、思っているだけではなく、行動につなげていかなければいけないと二十歳の時には、サマーソニックのボランティアに参加しました。
夏の音楽イベントでは、ボランティアで200人くらいが集まり、8人のグループに分かれてイベントに参加している方にゴミの分別方法を伝えたりしたことが、大きな行動を後押しするきっかけになりました。
その後は、服飾の仕事に就職しましたが、始めに環境活動家になるという夢を描いてから27年目にして退職を決意。
エレメニストを立ち上げようやく10歳のころから思い描いていた長年の夢が叶ったということですね。
子どもの時から地球を守ることをミッションとしていた南さんにインスタLiveでは、「都会に住んでいてもすぐに取り組めるエコな暮らしのアイデア」をお聞きしたので、みなさんにも紹介します。
都会ですぐにできるエコな暮らしのアイデア3つ
自然エネルギーに変える
以前、住んでいたマンションでは電気会社の切り替えが出来なかったので引っ越しを決意したという南さん。
現在は、「はちどり電力」に変更したそうです。
はちどり電力は、「電気を変える、それだけで地球を変える」をコンセプトにしている自然エネルギーの電力会社です。
はちどり電力が他の電気会社と違うところは、Co2ゼロのエネルギー100%のみを販売しているところ(排出係数をゼロにします。)
そして、使えば使うほど、自然エネルギー発電所が増えること。
電気代の1%が社会貢献活動に寄付されるところです。
他の電気会社とは違うことが分かりますよね。
なぜ、自然エネルギーにこだわるかというと、日本では、二酸化炭素排出の最大要素はなんと発電です。
電気は火力発電がメインなので、家庭から出る二酸化炭素の約半分は家庭で電気を使うことから生まれてしまいます。
なので、日本に住んでいる方で自然エネルギーに変える人が多ければ多いほど地球温暖化に大きなインパクトを与えることができます。
電気会社を変えるだけで、地球にいいことができる。
日本にお住まいの方は住んでいるマンションや自宅が自然にエネルギーに変更可能か調べてみるのもいいかと思います。
LFCコンポスト
2つめのアイデアは、コンポストです。
日本では、ゴミ焼却費用に年間なんと約2兆円かかっています。
しかもゴミの半分は生ごみです。
野菜などの場合ですと、約70%は水分だったりしますよね。
わざわざ、大きなお金をかけて水分を燃やしているのです。
それだったら、代わりにコンポストを初めてみてはいかかですか?
都会に住んでいても、マンションのベランダで気軽に触れることができますよ。
ちなみに、今、南さんは川崎市にて実験的に、みんなで作る共同家庭菜園の取り組みをしているところです。
例えば、マンションに住んでいるとやっぱりベランダだけでは野菜を育てるのには限界がありますよね。
でも、せっかく自分で作ったコンポストを使って野菜を作ることができる共有の畑があれば、それこそ、地域とのつながりにもなりますし、みんなでワイワイしながら育てた野菜は絶対おいしいはずです。
コンポストのバックの販売をして終わるだけではなく、ちゃんと、実際に購入してくれた方が行動を変えられるように、一緒に取り組み活動をされているなんて、とっても素敵だと思いました。
買い物に行くときに断る理由を伝える
そしてすぐに出来る取り組みの3つ目のです。
南さんはお買い物する時も徹底しています。
お買い物する時は買い物袋要りませんから始まり、ビニール袋に、テープまで「いりません」の連発
そして、最後になぜなら「ゴミになるから」と理由を必ずお店の人に説明しています。
確かに、お店の方の中には「無料ですよ」と言ってくる時もありますよね。
無料だからいるのではなく、無料でもゴミになるからいらない!!
「地球への代償はとても高いからいらない」とおっしゃっていましたが、本当その通りです。
言葉でちゃんと伝えることの大切さを改めて実感した瞬間でした。
後は、買い物する時に地下資源(石油由来のもの)なのか地上資源なのかを意識して買うと買い物が変わることをお話しされていました。
時間をかけて、本当に必要なのか考えたり、買った後に再利用することができるのかまで徹底的に考えてたりしたうえで買えば、無駄がなくなりますよね。
いかがでしたか?
ぜひ、次回、買い物に行った時にプラスチック袋などを断る時には、ぜひ、理由も一緒に伝えてみて下さいね。
私たちの買い物が変われば、地球の明日は変わります。
ということで、今日の記事ではインスタLiveでエレメストのプロデューサー深本南さんに 教えていただいた「都会でもすぐにできるエコな暮らしのアイデア」を3つ、おさらいしてみました。
電気会社はもしかしたらすぐに変えることはできないかも知れませんが、コンポストや、買い物の際に断る理由を伝えるということは、今日からすぐに始められる取り組みだと思います。
LFCのコンポストはKoKeBeeのサイトからも購入できますので、良かったら、どんな商品なのか読んでみて下さいね。
こんな感じで、インスタLIVEでは、ゲストからのお話をお伺いしていますので、ぜひ、KoKeBeeのインスタLIVEに遊びに来てくださいね。
今日も、最後まで読んで頂きありがとうございました。