こんにちは KoKeBee認定プラスチックフリー生活アドバイザーのまきです。
キッチンで今、どんなものをゴミとして捨てていますか?もしかすると今、あなたが捨てているゴミは捨てる前にもう少し有効利用できるかも知れません!
ということで、今日の記事では私が実践している「エコなキッチンアイデア5つ」を紹介したいと思います。あなたのエコライフをする上での参考になれば嬉しいです。
では、早速いってみましょう〜。
①ちょっと待って!捨てないで卵の殻
目玉焼きや卵焼きを作った後、卵の殻が残りますよね。卵の殻を生ごみとして捨ててしまっていませんか?卵の殻は実は意外と使い道があります。
小さな植木鉢代わりに使ったり、イースターエッグを作ったりとすることができますが、今日は卵の殻を肥料にして使う方法を紹介します。
卵の殻に含まれている主な成分は炭酸カルシウムです。炭酸カルシウムは貝殻や、石灰などにも含まれています。
成分である炭酸カルシウムは、家庭菜園をする時に土壌の改良剤として使うことができます。酸性の土壌を中性に傾けて役割があります。
卵の肥料の作り方はとってもかんたん。殻はそのままだと硬くて分解されるのに時間がかかりますので、まず殻を乾燥させましょう。
その後は、ミキサーやフードプロセッサーを使って、粉々にして下さい。後は、粉々になった卵の殻をそのまま、または他の堆肥、コンポストを混ぜて土に撒いて下さい。
たったそれだけで、ゴミが肥料に早変わりしますよ。
②まだ使える!ドリップした後のコーヒーカス
次に紹介するのがコーヒーカスです。コーヒーカスはコーヒー豆を挽いた後にでるカスのことです。
コーヒーカスも卵の殻と同じく肥料として使うことができます。コーヒーカスは土壌の通気性が良くしたり、微生物が繁殖しやすくなったりします。
ただし、コーヒー豆にはカフェイン、タンニンなどが含まれていますので、そのまま使うとこれらの成分が植物の生長を阻害してしまうこともあります。
コーヒーカスを肥料として使う時の注意点をお伝えしますね。
コーヒーカスだけで土に撒くのではなく、まずは落ち葉や腐土葉、後は紙類(段ボールや新聞紙もいい!)とまぜて、発酵を先にさせておきます。(割合は落ち葉や紙が7:3コーヒーカスくらい)
発酵といってもあなたが何かしないといけないわけではありません。
基本的には混ぜておけば、後は放置しておいて大丈夫です。微生物の力で勝手にコンポストになってくれますよ。
コーヒーが好きな方は、毎日飲むと結構な量になると思いますので、ぜひ活用してみてください。
卵と同じく、繰り返しますが、はじめに乾燥してから使うようにして下さい。(濡れているとカビの原因になります。)
③野菜の皮や(お肉の骨、シーフード空の殻)でベジブロス
毎日、料理をしているとどうしても野菜のくずが出ると思いますが、生ごみをして捨てていませんか?
野菜の皮やヘタ、芯の部分を使うと、おいしいベジタブルブロスを作ることができます。
野菜のクズを集めておいて、ベジブロスを作り、冷凍しておけば、スープや味噌汁、カレーなどに使えてとっても便利ですよ!
作り方の基本は、鍋に水と野菜の皮やヘタ(たまねぎの芯やニンジンの皮など)を入れて20〜30分煮込むだけです。(臭みが気になる方は匂い消しにお酒を一緒に大さじ1ほどいれるといいです。)
最後に濾して、野菜のカスとスープ(ブロス)を分けます。出しをとった後のカスは最後、コンポストに入れて下さい。
1つだけ注意点としては、あまりえぐみが強い野菜、灰汁の強い野菜はいれない方がいいです。ピーマンやセロリ、じゃがいもなどです。
実は知っていましたか?野菜は皮や種など、私たちが普段、食べずに捨ててしまっている箇所にこそ栄養(ファイトケミカル)が含まれているんですよ。
ファイトケミカルは、からだの免疫力を高めたり、抗酸化作用で老化防止をしてくれる効果が期待できるので、積極的にスープにして飲みましょう!
④レモンの皮でレモンソルト

次はレモンや、シトラスの皮の使い方です。から揚げやお弁当に入れたりして少しだけ使い皮の部分が残ったりしませんか。
無農薬のレモンの皮の場合は、自然乾燥(もしくはオーブンを使っても)させてからフードプロセッサーやミキサーで細かくした後に塩(もしくは砂糖)と混ぜて使うことができます。
レモンのほんのりした香りがついた塩は色んな料理に使うことができますよ。

⑤レモンやシトラスの皮は掃除に使える
無農薬じゃないから食べるのはちょっと、、と思った方はぜひ、掃除クリーナーとしてレモンの皮を活用してみて下さい。
作り方はお酢(色がついていないホワイトビネガーがおすすめ)にレモンの皮をつけるだけです。
レモンもお酢も、どちらも酸っぱいですよね?なので酸性です。酸性なので、アルカリ性の汚れを落としたりするのに使えます。
私はキッチンに1本、バスルームに1本常備しています。
アルカリ性の汚れが多いのは水回りです。水垢や石けんカスなどに使うことができます。
またお酢には抗菌作用もあります。
レモンを入れることでオスのツーンとして香りがまろやかになることと、レモンにはレモニンという成分が含まれています。
レモニンは油を溶かしてくれるので、油汚れにピッタリ!なんですよ。
酸性などで鉄などにつけてしまうと錆びの原因になってしまうので、お掃除で使う時は、使うものの素材(特に鉄製品などはNG)だけはしっかりご自分で確認して下さいね。
最後に

いかかでしたか?今日の記事では普段、何気なく捨ててしまっているものを活用するキッチンのエコアイデアについて紹介しました。
今日から地球にいいことはじめませんか?
今日の記事が参考になれば嬉しいです。