こんにちは
KokeBee認定プラスチックフリー生活アドバイザーのマキです。
今日の記事は「みんなで作る共同コンポスト」についてです。
コンポストを始めてみたいけれど
- マンションだから出来ない
- 庭がない
- 虫が苦手
- やってみたいけれど、やり方が分からないので心配
- 生ごみを乾かしてゴミの量を減らす工夫はしていたけれど、コンポストまでは、まだ勇気がでない。
- コンポストを始めてみたけれど続けられなかった。
色んな理由があり、やってみたいけれどなかなか重い腰が上がらないというあなた!
今日はそんなあなたにも出来る「みんなで作る共有コンポスト」について紹介します。
私が住んでいるオーストラリアのメルボルンでは空いているスペースを借りて、みんなで共同して使えるコンポストがあります。
せっかく空いているスペースがあるのならば、有効に使った方がいいと思いませんか?
私が知っている共同コンポストがある場所をいくつか紹介します。
例えば図書館の裏庭だったり、児童館の一角にある小さなスペースだったりします。
そこではコンポストと小さな家庭菜園がセットになっています。
コンポストは小さなスペースでも設置することが可能なんですよ。
共同のコンポストを始めることで人との出会いも生まれます。
都会に住んでいると、なかなか隣人の顔を知らなかったりと、人間関係が希薄化してしまいますよね。
コンポストを始めることで、忙しくて私たちが忘れがちになってしまいそうな地域の人とのつながりを、今一度思い出してみませんか?
コンポストを始めたいけど始めの1歩がでないというあなた、ぜひ近所のお友達と一緒にコンポスト生活をはじめてみましょう。
本記事ではどうやって共同コンポストをはじめていけばいいのかお伝えしますね。
コンポストが出来る場所を探してみよう
始めに、あなたが住んでいる地域の公共の場所について少し調べてみましょう。
私が住んでいる地域とあなたが住んでいる地域ではまた違った事情があるからです。
例えば、オーストラリアは土地が広いのでけっこう空いたスペースがあるのですが、日本の東京などの都会に住んでいたら、なかなか空いているスペースを見つけるのは大変かも知れませんよね。
参考までにどんな場所に設置することが可能なのか私なりの考えをまとめてみましたので参考にして頂けると嬉しいです。
おすすめは市が経営している建物の一角
まず、あなたが住んでいる地域の市役所で聞いてみましょう。
市立の図書館や、保健所、児童館などはとにかく人が集まる場所ですよね。
そもそも市はそこに住んでいる地域の人たちに役立つような場所を提供しています。
そういった場所に足を運んでみた時に、少しでもコンポストを置ける場所があれば、ぜひ、直接聞いてみて下さい。
保育所や幼稚園、小学校などの教育の場所
もし、あなたのお子さんが幼稚園や小学校に通っているのであれば、家庭菜園とコンポストを共有できる場所がないか校長先生に話してみましょう。
野菜を育てることは子どもの教育にも、とってもいいです。
私たちが、これから持続可能な暮らしを目指して行くために、ぜひ、お子さんが通っている学校でコンポストが出来ないか聞いてみてはいかかですか?
ちなみに娘の小学校にも家庭菜園とコンポストがあります。
保護者がボランティアで庭いじりに来たり、理科の時間には子供と先生が水やりしたり、または放課後に学童の先生と生徒が出来た果物や野菜を収穫したりと、
自由に使われていますよ。
KoKeBeeのアドバイザーでもお子さまの保育園にコンポストを持っていくことが決まった方もいますよ。
まずは、とにかく聞いてみる。
行動してみることが大切ですよね。
マンションや団地の共用スペース
マンションが団地に住んでいる方は住居者専用の共有スペースがあるかも知れません。
そういった場所を管轄している方に相談してみてはいかかですか?
コンポストのバトン係を決めよう
次は、まずコンポスト仲間を集めましょう。
周りにコンポストに興味がないかまずは声をかけてみて下さい。
そして、コンポストバトン係を決めておきましょう。
もちろん、コンポストはみんなで使うのですから一人一人が責任を持つことは大切ですが、公共の場所を借りるのであれば連絡を取りやすいようにつなぐ役割をする方を決めておく方が良いと思います。
例えば、市の場所を借りるのであれば市役所からの連絡があるかも知れませんよね。
こういった場合のためにリレーのバトンの様にバトンを受け取り次のメンバーに回していくバトン係を決めておきましょう。
後は、基本的にみんなで共有する場所です。
コンポストビンに生ごみを入れるだけの人、庭いじりが、とにかく好きな人、
何もしないけれど、収穫した野菜だけ持っていく人
色々な人がいるのでお互い思いやりの気持ちを持ち、ゆるい最低限のルールを決めておくことも必要だと思います。
ルールは一緒に集まったメンバーの中で意見を出しながら決めていくと良いですよ。
コンポストをしているがたい肥が使いきれない場合は?
KoKeBeeアドバイザーの宇田川みさきさん、コンポストはしているけれど「たい肥が使いきれない」と困っていました。
みさきさんの事例も一緒に紹介したいと思いますので、同じ状況にある方の参考になれば嬉しいです。
みさきさんは、ご自身が使用しているLFCコンポストの代表、たいら由以子さんの「半径2キロ圏内で循環させていく」と言う、お話しを聞いて考えました。
後半はこちらから見れます。
- 自宅から半径2キロ以内
- 信頼できる知り合い
- 継続的に使ってもらえて
- 収穫時にはおすそ分けしてもらえそうなところ
を考えたら、お子様を預けている保育園を思いついたそうです。
その保育園は園内、外で畑を持っていて子ども達と一緒に季節ごとに野菜の収穫をしていたので、ぴったりの候補でした。
園長先生に話をすると、喜んで受け取ってくれたそうですよ。
まずは、あなたも思いついた場所に聞いてみてはいかがですか?
そこからまずは最初のコンポストバトンを渡していきましょう。
最後に、共有コンポストのまとめ
今回は、コンポストを始めてみたけれど色んな理由があって「1人では始める勇気がない!」という方に向けてみんなで使うコンポストを共有の場所に設置してみては?という提案をいたしました。
きっと住んでいる地域によって設置できる場所は異なってきますが、探せばみつかるかと思います。
まずは、あなたが一言、周りの人に「一緒にコンポスト生活をしませんか?」と声をかけてみませんか?
この記事をきっかけにあなたのコンポスト生活をスタートさせるお手伝いになれば嬉しいです。
そしてコンポストを作るのが好きな方とコンポストを必要とする方との新しいつながりになれば嬉しいです。
コンポストから始まる新しい出会い
そう思うときっと楽しい未来がまっていますよ。
今日も最後まで読んで頂きありがとうございました。
KoKeBeeでは、コンポストの定期便も販売していますので、ご覧になって下さいね。
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