メルボルンは引き続きロックダウン中で私は家の中に閉じこもっていますが、皆さんは8月どうお過ごしでしたか?
こんにちは、プラフリ生活アドバイザーのまきです。
KoKebee主催、先月のプラフリJuly Japan のイベントでは皆さんのたくさんの協力もあり、初めてのクラファンに挑戦していました。
もしかしたら、クラファンをやっていたことを知らない方もいらっしゃるかも知れないので、「先月はこんなクラファンをしていたんだよ。」という内容を簡単にお話しさせて下さいね。
プラフリJuly Japan実行委員会でクラファンにチャレンジしました。
今回のクラファンの目的は「プラスチックフリー生活を応援してくれるお店を日本中に広げたい!」ということでした。
プラフリ生活の取り組みをしているお店にステッカーを貼ってもらえば、お店にくるお客さんにもお店の取り組みを伝えることが出来るし、お客さんもステッカーがあればマイ容器を持って安心して気持ちよく買い物が出来る。
という想いで、プラスチックフリー生活応援店のお店に貼るためのステッカーを作るためのクラファンでした。
暖かい同じ思いを持った沢山の方のご支援により、無事に目的金額の30万円を達成しました。
ご支援いただいた方、本当にありがとうございます。
現在、プラフリJuly Japanのイベントは終わってしまいましたが、引き続き、ステッカー制作やキーホルダーの発注などの事務作業などをしている段階なので、今日のブログ記事ではクラファン裏話を皆さんとシェアさせて頂きたいと思います。
実は、影では色んなトラブルがありました。(笑)
衝撃!注文を予定していたステッカー制作会社が営業中止
まず、プラフリ生活応援店に配る為のステッカーを作るに当たって色んな条件で探していました。
その中でも一番、大切にしたかったのはステッカーの素材です。
せっかくプラフリ応援店に送るためのお店に配るステッカーが「ゴミになってはいけないよね。」と話しあい、生物分解できるステッカーを探していました。
市販のステッカーはどうしてもビニール素材を使っていたりして、最後にステッカーの役目を終えて処分したときに結局、プラスチックのごみ問題へと繋がってしまいます。
そこで私たちが目をつけていたのは、本物の木を使ってつくる自然素材で出来た木のステッカー(ウッドステッカー)という製品でした。
日本製やオーストラリアの製品は商品自体は見つかっても、値段が高額であったりと条件が合わずに私たちが選んだ会社はアメリカ製のものだったのですが、、、、
なんと、クラファンを行っている途中段階で問い合わせしたところ、予定では日本の代理店を通じてアメリカの会社へと依頼をする予定だったのですが、アメリカの事業がなくなってしまっていたんです。
はい、ステッカーの制作会社が営業を撤退していました。(涙)
一瞬、メンバー全員が焦ったのですが、日本の代理店でもしかしたらステッカーが作れるかもしれないということで心当たりのあるお店を紹介して頂きました。
それが、鎌倉にある小さな工房 KIBAKOWORKSさんでした。
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KIBACO WORKSさんは中学校の同級生の2人で立ち上げた工房で、鎌倉のはずれ、北鎌倉にある小さなお店です。
デザインから加工までの全てを工房内で手作りしています。
デザインも今どきっぽくおしゃれで、キーホルダー以外にも、竹製の携帯カバーなども販売しています。
実行員会メンバーの一人が鎌倉在住ということもあり、工房に問い合わせてみると、竹の素材でステッカーが作れるとのお返事を頂き、「良かった~!」とメンバー全員一安心しました。
4~5年前に仕入れて、そのまま眠っていた在庫が使えるということで、今、サンプルを作って頂いている段階ですので、サンプルが出来たらまたお見せしますね。
せっかく資金が集まっても、ステッカーを作ってくれる会社が無くては目的のステッカーを作ることは出来ません。
心配になりましたが、無事に工房が見つかり本当に良かったと思っています。
竹の素材はこんな感じです。(こっそりお見せします。)
ステッカーの完成を楽しみにしておいて下さいね。
キーホルダーのチョイスは廃材を再利用している工房

2500円の応援支援リターン用には木製のキーホルダーを用意しています。
キーホルダーを作って頂くのは、北海道にある工房で、木の廃材を使ってキーホルダーを作られています。
廃材を再利用して作るキーホルダーというコンセプトがKoKebeeが大切にしている想いと共通しているという点でこの丹野製作所さんにお願いしました。
木工制作を専門とする旦那様と、製品デザインを専門とする奥様が一緒に夫婦でお互いを補強するようにもの作りをしている姿がすごく素敵な印象です。
個人的には奥様のゆりさんがデザインしている大人の私も欲しくなるような木の玩具(木の家をつまむパズルやビー玉をつまむパズルが好みです。
木のおもちゃは温かみもあるし、プラスチックのおもちゃと違いお子さんが舐めてしまっても安心ですよね。
気になる方は、丹波製作所さんのホームページをチェックして見て下さいね。
ホームページでお店の様子を見るだけで、自然の資源である木に感謝をしながらも、無駄なく使えるような工夫などをしており、本当に木工を愛しているんだなという気持ちが伝ってきますよ。
最後に「クラファンは始めの1歩」

クラファンというと、イベントの1つと思うかも知れません。
支援が集まりステッカー完成で終了!めでたしめでたし
というのではなく、私たちは、これからが始まりだと思っています。
ステッカーを配るお店が増える=プラフリ生活を応援してくれるお店が増えるということです。
KoKebeeのビジョンでもある”わたしがつくる小さな循環で、明日の地球をHAPPYに”
これは、環境問題とかプラスチック問題というと壮大な気がしますが、結局は私たちが毎日の生活で何を選ぶか!というシンプルなことなのです。
毎日、買うものを少しだけ変えてみる
毎日、使うものを少しだけ考えてみる
毎日、食べるものを少し選んでみる
プラフリ生活を応援するステッカー、マイ容器歓迎のステッカーは、選ぶ消費者と販売するお店側のつなぎ役をすると考えています。
あなたが作る小さな循環で人と地球に貢献していくことが、きっとあなたの心の平和や地球を尊重する優しい心が、きっと大きなムーブメントになると思っています。
もし、あなたの近くに「プラフリ生活に取り組んでいるお店があるよ。」とか「そんなお店を知っているよ」という方は店を紹介して下さいませんか。
KoKebeeのホームページでお店を応援させて頂きます。
例えば、使い捨てストローをやめたカフェとか、マイ容器やマイカップを持参すると、そこに飲み物や食べ物を入れてくれるお店とかプラフリと大きく宣言していなくても、小さな取り組みをしているお店でいいんです。
きっと、お店側は謙虚になり、自分たちのお店はまだまだ環境に配慮が足りないと思っているかも知れませんが、小さな小さな取り組みがいつか、大きな変化へとなるはずです。
プラフリお店を知っている方はこちらへ記入して頂けたら嬉しいです。
今日の記事では、クラファンの裏話をお話しさせて頂きました。
ご支援頂いた方、実際にステッカーやキーホルダーをお届けするのはもう少し後にはなりますが、楽しみにお待ち下さいね。
では、今日も良い一日を。