こんにちは オーストラリア在住のプラスチックフリー生活アドバイザーのまきです。
「は〜いつから日本に帰れていないんだろう」と最近、日本への帰国を夢見ています。
ということで、今日の記事では、日本に帰ったらぜひ泊まってみたいと思っているエシカルなホテルを紹介したいと思います。
第1回目のエシカルホテルシリーズは、どんなに海外生活が長くなってもやっぱり自分の故郷である「日本」にあるホテルについてまとめてみたいと思います。
日本に住んでいても「知らかった」という方はぜひ、この機会に訪ねてみて下さい♡
海外在住の皆さま、コロナの影響でまだまだ自由に旅行するのは難しいですが、せめてネットの上で夢を膨らませて日本への帰国を楽しみにしましょうね。では、早速いってみましょう。
ゼロウェイスト宣言!上勝町のHOTEL WHY

四国、徳島県にある小さな町「上勝町」は私が日本に帰ったら絶対訪れていたいと思っている地域の1つです。2003年に日本で初めて「ゼロ・ウェイスト宣言」して町全体でゴミをゼロにしようと動き出した素晴らしい自治体のある町です。
上勝町の考える「ゴミをゼロにしよう」というゴミゼロ活動です。出たゴミをどうやって処理するのか?という視点ではなく、そもそもどうやったらゴミが出ないのか?という考えに基づいて活動しています。ゴミ収集は行わず、生ごみは各家庭でコンポストにして堆肥化することでキッチンからでる生ごみ問題を解決しています。
資源ごみに関しては、「ごみステーション」を設けて各家庭から各自が持ち込んでいます。
45種類以上に細かく分別しており、上勝町でのリサイクル率は80%を超えています。
私たちは、なぜ、買って、なぜ、捨てるのか?を問いかける「上勝町ゼロウエィストセンター施設の一部であるWHYホテルは、まさに「?」クエスチョンマークの疑問符の中にあります。
HOTEL WHYに宿泊することで上勝町の暮らしを体感することができます。日々都会で忙しい毎日を過ごす人ほど、きっとここでの宿泊は人生を考える大きなきっかけになるのではないかと思います。またこのホテルではプラスチックゴミを減らすために使い捨てのアメニティを配布していません。ホテル滞在時に使うせっけんはチェックイン時に必要な量だけを切り分けしてお渡しするという徹底ぶりです。
HOTEL WHYの詳細
- 1部屋につき最大4名宿泊(内、マウンテンビュー2室、ロードビュー2室)
- 食事は朝食つき(RISE&WIN Brewing Co.で作られるオリジナルメニュー)
- 夕食は上勝町の飲食店で要予約)
- 自動販売機やコンビニはないので注意
日本初!BIO HOTEL認定「カミツレの宿
八寿恵荘(やすえそう)」
次に紹介するエシカルホテルは日本で初めてのBIOHOTELの認定を受けたホテルです。
(※ビオホテル協会の公認を受けた日本ビオホテル協会(BIO HOTELS JAPAN)による認定)
BIOHOTELは、オーストリア発のオーガニック基準を設ける団体で、厳しい条件をクリアしたホテルだけが数多い全世界のホテルの中から選ばれて認定されます。
カミツレの宿は「もうひとつのふるさとで、素の自分と向き合うひとときを」というコンセプトで、お客様が自然とつながり、人とつながる、カラダと心で感じる宿を提供しています。今やBIO HOTELとしての地位を得ていますが、もともとは社員のための保養所だったというので驚きです。部屋の内装は杉、ケヤキ、ひのきなどの9種類を使っていて、部屋のドアを開けるだけで何とも言えない優しい木の落ち着く香りがしてきそうですね。
また、絶対利用して欲しいのが「カモミールのお風呂」です。ここのお風呂は創業者が1982年に有機栽培のカモミールから作った入浴剤「華密恋」が原点となっています。
その後、土からこだわったカミツレ畑と製造工場を作り始め、この八寿恵莊ができ、これまで「カミツレの里」としての歴史を紡いでいます。訪ねてきてくれる全ての人が癒されますようにという想いが公式ホームページを読むだけでも伝わってきて何だかじ〜んと感動しました。
国産のカモミールのスキンケアブランド「華密恋」も入浴の際には試すことができるので、ぜひご利用してみて下さいね。湯上りには肌しっとり!ポカポカ感も続きます。小さなお子さんにも優しいですね。
カミツレの宿の詳細
- 洋室(バリアフリー)1名から2名と和室タイプ(1名様利用から)全部で7室
- プランタイプは2種類、里と暮らす日(週末や祝日、夏休みなど)里と癒す日(主に平日)
- 里と癒す日は心静かに過ごす日なので小学校低学年以下のお子さんがいる場合は利用できないので注意
- スタッフが四季の探索ツアー同行してくれます
- 子どもに貴重な体験ができる(まき割りやかまど体験)
- 食事は農家採れたてのお野菜中心
その他にも布団と枕はオーガニック製で職人さんが一つ一つ手作りをしていたり、お部屋の鍵はそれぞれの木材で作られている木の鍵を使っていたりと細かい気配りがたくさんあります。
(写真提供、Umemura Ikukoさん)
環境に配慮した八寿恵莊オリジナルの商品や、自社製品であるスキンケアシリーズ「華密恋」が並んでいるお土産コーナーも素敵です。
グッドネイチャーホテル

写真引用:グッドネイチャーホテル京都
3つ目に紹介するのは京都の河原町から徒歩2分にある「グッドネイチャーホテル」です。
このホテルは上の2つのホテルとは違いもっと近代的とでも表現すれば良いのでしょうか。
ホームページの写真から受ける印象は、今、はやりのおしゃれなホテルといった感じです。
「人にも、自然にもいいものを」これからの時代に必要なのは楽しみながら健康的で良いものを自分らしく取り入れられるライフスタイルというのがグッドネイチャーホテルのコンセプトで、環境や健康に配慮した建物が認定されるWELL認証を取得しています。
また京都の地産地消を中心とした持続可能な経済を目指した活動やサステナブルなコスメのブランドを開発したりしていますので、コスメ好きさんには嬉しいはず!
グッドネイチャーホテルの詳細
- ※IWBI(International WELL Building Institute, PBC)より世界初のWELL認証ゴールドランクを取得
- 使い捨てプラスチックの歯ブラシやブラシは廃止してプラスチック削減に取り組んでいる
- フードロスの取り組み(出てしまった生ごみは生ごみ処理で堆肥化してから農家に還元
- 宿泊したお客様に循環社会を考えるきっかけになるような環境つくり
- 部屋のサイズは一番小さな【スーぺリアダブル】広さ 28㎡~から広さ 90㎡の
【ザ・グッドネイチャースイート】と様々は部屋のサイズあり
日本のエシカルホテルまとめ3選
いかがでしたか?「泊まってみたい」と思うホテルがあったでしょうか?
それぞれの特徴があり、どのホテルも魅力的ですよね。💛
ホテルに宿泊すると使い捨て歯ブラシからお父さんの剃刀まで「アメニティが豊富」なイメージですが、宿泊する側の私たちが持参することで、ゴミ問題は解決することができます。私たちが「アメニティは必要ない!」と声に出すことで今度こういったホテルが増えていくといいですね。最後に3つのホテルを表にまとめてみました。気になるホテルがあったらホテルの公式ページもぜひ、チェックしてみて下さいね。
ホテル名 | ホテルWHY | 八寿恵荘 | グッドネイチャーホテル |
住所 | 徳島県勝浦郡上勝町大字福原字下日浦7-2 | 長野県北安曇郡池田町広津4098 | 京都市下京区河原町通四条下ル2丁目稲荷町318番6 |
ホームページ | ホテルWHYの公式ページ | 八寿恵荘 | グッドネイチャーホテル |
チェックイン | 15:00~17:00 | 15:00~ | 15:00~ |
チェックアウト | 9:30~10:30 | 10:00までに | 11:00まで |
電話番号 | 080-2989-1533 | 0261-62-9119 | 075-352-6730 |
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